という訳で、先日発売になった『VELVET SONGS』。
iTunes Music Sroreでも購入する事ができますので、是非。
■解説
アルファ初期音源からのカバー集という事で、何を選ぼうか悩みました。
ユーミンはすでに選んでいる方が多かったので、それ以外という事で。
最初は、ガロの「地球はメリーゴーランド」とかやりたかったんですけどね、
吉田美奈子さんを選んでいる方がいなかったので、これはやらないとって感じで。
美奈子さんの音源もどれも素晴らしいので相当迷ったんですが、
あえてアレンジのセンスが問われる(苦笑)「恋は流星」を選びました。
先日も少し書きましたけど、オリジナルが素晴らしいので、ハードル高かったんです!
アイディアは車の中で、突然生まれるものです。
「Donald Byrd - You and Music」をかけながら、「と〜びちる〜♪」と歌った訳です。
これがいい感じで、アレンジの方向性が決まりました。
締め切りが近いという事もあって、まずはメンバーのスケジュールだけ押さえて、
「Mizell BrothersのSky High Productionsな感じで!」とだけ伝えておきました。
何とかなっちゃうのが、このメンバーのスゴいところです。
そんなメンバーにいつも甘えちゃっているんですけど。。
今回、ボーカルをお願いした、ちひろちゃんは、帰国子女なんです。
日本語が下手なところがあるので、そこが彼女の魅力です(笑)。
怒られそうなのでフォローすると、SyreetaやBobbi Humphreyのような、
キッズソウルみたいな可愛い歌い方ができるので彼女にお願いしました。
フルートのヤマカミヒトミさんを始め、モーションブルー横浜で行われた、
カウントダウンライブの流れで、ゆう子ちゃん、山之内、はっちゃん、
マッキン、平野さんといつものメンバーも素晴らしい演奏をしてくれました。
いつもありがとう!
ちなみに、カバーをやるからには、オリジナルへの愛情や、敬意が必要だと思います。
曲もですが、吉田美奈子さんに対しても同じです。
ちひろちゃんが、2番のAメロ終わりに、「フォ〜!」と雄叫びを上げるんですが、
これは美奈子さんが「レインボー・シー・ライン」でやっているのに対しての、
リスペクトです(笑)。
オリジナルは絶対越える事はできません。
流線形のフィルターを通して、再生したものを新しい解釈として聴いていただけたら嬉しいです。
また、これがきっかけで、吉田美奈子さんのオリジナル「恋は流星」を聴いて欲しいと思います。